バレエ作品はすべて物語なの?バレエのきほん
「ジゼル」、「ドン・キホーテ」、「くるみ割り人形」、「白鳥の湖」などはストーリーバレエと言われ、踊りとマイムによって物語が進行するバレエ作品です。
演劇的要素が強いドラマティック・バレエも同じく、物語があるか、なんらかの文学的な起源がある場合がほとんどです。「ロミオとジュリエット」がその代表です。
ストーリーバレエ
一方、20世紀に生まれたアブストラクトバレエ(抽象バレエ)には物語がなく、動きとそのパターンが見どころのバレエです。「レ・シルフィード」がその代表で、観客はその感情的、精神的なイメージを楽しみます。