前回“次の世代のために”で書いた『文化芸術による子供の育成事業』の学校公演に来ています。内容は仮設舞台を設営し、バレエのレクチャーと『シンデレラ』の公演という2部構成。ワークショップの時とは違いかなり大掛かりで、大型トラック2台分のセットや資材と衣装を使います。

なるべく劇場で行う公演と同じ空間を演出したいということで音響・照明も本格的なセッティング。チェックも入念に行われます。

この規模で照明や音響を使うには一般的な電源では賄いきれません。電源車を投入して安定した電気を得ています。

舞台は学校の体育館内のスペースに合わせて組まれます。そのため毎回スペーシングも異り、リハーサルは欠かせません。

いかがですか? 写真の右の方に写っているバスケットゴールさえなければ小規模な劇場みたいですよね。こんな感じで、それぞれの学校だけの特別な公演を行っています。