卒業生の声
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森原千里さん
スクール入所当初は、バレエ団付属のところにこの歳から入ってうまくやっていけるかとても不安でした。でも、同年代の仲間がたくさんいたことに加え、どの先生も丁寧に教えてくださったので、無事にここまで続けてくることができました。
特に小山恵美先生のレッスンでは、毎回身体の使い方を根気よく教えていただいて、今まで自分がいかに何も考えずに踊ってきていたかがよく分かりました。これまで長くバレエを続けてきましたが、スターダンサーズ・バレエスクールでの4年間で一番踊り方が変わったと思います。
レッスンの他にも、団員さんのクラスを見ることができたり、公演のお手伝いをする機会があったりと、他の教室では絶対にできない経験をすることができ、本当に勉強になったし幸せでした。社会人になった今はまず仕事を覚えつつ、バレエもできるだけ続けたいと思います。また恵美先生のレッスンに行きます! -
田内晶湖さん
私にとって、外苑前のスタジオは今でも来ると安心する場所です。それは、ジュニアクラスで長い時間を多くの友人とともに過ごしてきたからだと思います。ジュニアクラスの環境は、非常に恵まれていました。経験豊富な先生から現役のダンサーまで、様々な先生からピアノ付きで受けられるレッスンの時間はとても濃い時間でした。バレエ団直属のスクールということもあり、すぐ近くでプロのダンサーの方の踊りを見ることができるのも良い刺激になりました。今はバレエとは離れた職に就きましたが、振り返ると、基礎を大切にしながらもレベルの高いレッスンを通して、社会でも役立つ集中力が養われたように思います。さらに、プロのダンサーになった友人も含め、ジュニアクラスで交流した友人関係が今でも続いていることは財産です。
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草野洋介さん(ハンブルク・バレエに所属)
10歳の頃から留学する16歳まで毎日のように通ったスタダン。夕方の稽古の前に団員の方々のリハーサル、そして海外からのゲストダンサーのリハーサルを見られたことは刺激になりました。自分もできる限りこの人達に近づきたいとプロになるという実感を持ちながら稽古ができたと思います。そして、何よりも現役で踊っていらっしゃる先生たちが、毎日稽古をしている姿を知っていたので、日々休まずに何かに取り組むということを、目で見て、肌で感じて学べました。日本のバレエ団としては珍しく、古典以外にもレパートリーがあるので、幼いころは正直分かりませんでしたが、多種多様なバレエやダンスを近くで見ることができたのは良い経験でした。例えばフォーサイスの「ステップテクスト」のシーン(ダンサーがアームスを使って会話しているようなムーブメント)は今でもなぜか思い出します。
オープンクラス、団員の方々、ゲストの方々、先生方など、色々な人との出会い、触れ合いがあったことはとても貴重です。海外へ出てからも、スタダンを通じて出会った人達とは、ダンスを続けている方に限らず今でも繋がりを持てています。そんな皆さんに支えられながら、踊ることを続けられているのだと思っています。 -
鈴木美波さん(現在は、カナダ・トロントにて、ダンサー/バレエ教師 /ヨガインストラクターとして活動)
地元の小さなバレエ教室からスターダンサーズバレエスクールに移り、毎日バレエに打ち込む中で、バレエの基礎から心構え、マナーなど、プロになる上で必要な多くのこと学ぶことができました。印象的な先生からの言葉は「賢く踊りなさい。」ということ。踊りの上手さだけでなく、自分をどう見せるのか、どう考えてレッスンをするのか、いかにアンシェヌマンを早く覚えることが大切なのかなどは、世界のどのカンパニーに行っても不可欠なスキルです。また、フォーサイス、バランシン、チューダーなど、豊かなレパートリーを持つスターダンサーズバレエ団の元で学べたことは、その後のダンサーとしてのキャリアに大きく役立ち、私の大きな財産になりました。今でもスクール時代の楽しかった思い出を当時のクラスメイトたちとも話したりしています。
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石山沙央理さん(新国立劇場バレエ団に所属※2018年1月よりスターダンサーズ・バレエ団団員)
スターダンサーズ・バレエスクールでは、先生方がひとりひとりに合った身体の使い方を分かりやすく的確に指導して下さるので、基礎が作られる若い時期から見ていただけたことはとても大きかったです。プロとなった今でも、クラスを受けに行ってアドバイスをいただいています。ダンサーになる上で必要なコンテンポラリーを学べたことも、私にとって貴重な経験でした。このスクールに入り、先生方と出会えたお陰で私はここまで踊ってこられました。本当に感謝しています。